Trilian 1.5

新しく音源を導入したので、その紹介と行きます。

Spectrasonics Trilianとは、ベースのサンプリング音源です。

恐らく、DTMをやっていてバンド系の曲を作っている人ならもう大体の人がベースを生演奏、もしくはソフト音源に頼っているはずです。今回購入したTrilianは、後者のDTMerや音楽作家たちには大人気のベース音源です。

ベース音源ではもう一つ、MODO BASSという素晴らしいモデリング音源があるのですが、私も相当悩みました。

ですが、音を聴いてみると、MODO BASSは私が現在メインで使用しているAmple Bass P Liteに比べて低音が物足りないような気がしたのです。あと、スラップの音が嘘っぽい。

ただし、フィンガーやピック奏法の表現力、ベース本体や弦のコンディションまで指定出来るあたりは、モデリングタイプのMODO BASSの方が上だと感じていました。

そういう表現の部分ってのはとても大事、しかし、何故それでもTrilianのシェアが在り続けているのかということを考えたのです。

Trilianは、エレキベースだけでなく、アコースティックベースやウッドベース、シンセベースなども網羅しています。(MODO BASSはエレキベースに特化した音源です)

あと、Omnisphereというシンセ音源を来年辺りに導入 (tashiISMに間に合うかは分かりません)しようと思っているので、それとの兼ね合い(メーカーが同じSpectrasonics社)もあったことが今回購入の決め手になりました。

私はベースを演奏することは殆どありません。今までも生演奏した曲は出して来ましたがどれも失敗です。私の技術不足なのは確かですが、私がたとえベースを極めたとしても、音源として出せるクオリティーにまで上達するのは何年も先でしょう。なので、これからの活動のことを考えて、ベースは音源を使って表現していこうと考えました。

また、コロナによる資金難で、Run to the DreamのMVにて一度きり登場した2トーンサンバーストのプレシジョンベースを売却したこともあり、私の手元には一本もベースがありません。(大した額になりませんでしたが)

しかし、次ベースを買うことがもしあるならば、もうちょっとちゃんとしたものを買うべきだろうと私は思いました。

あとは、来月あたりにドラムの音源 (Superior Drummer 3)を導入するかもしれません。

正直、Superior Drummerは生のドラムに匹敵するほど音が良いので、Superior Drummer、Trilian、そして生演奏のギターが揃うと、かなりありきたりなスタイルにはなりますが、十分アマチュアでもプロのクオリティーに近づけると思っています。というか、もうプロとほぼ同じです。違いがあるとしたら、ミキシング・マスタリング、オーディオインターフェイスの音質でしょう。一流スタジオの高品質な機材を通して音源を仕上げれば、プロのクオリティーにはなれるようなものです。自分の曲が自分の曲でなくなるような。

オーディオインターフェイスもRME辺りに買い換えたいですが、オーディオインターフェイスに必要な部品を作るメーカーの工場で火災が起きたこともあり、ちょっとどうなるか分かりません。

まあ、スタジオでオーディオインターフェイスを貸してくれるところもあるので、それで音を録るということも全然可能だと思います。

Synth Anthology 3

久々の新音源導入ということで、紹介です。

今回は、出たばかりのSynth Anthology 3を普段は1万7~8000円の所、オープニングセールのため (11月11日まで)、1万円程で購入。

これは、往年のハードシンセの名機の数々のサウンドを忠実に再現して、収録した音源です。もちろんその音源に収録されている全部のプリセットが入ってるわけではないですが、CDなどで聞き覚えのある定番のプリセットは大体収録されています。(例えば小室哲哉さん愛用のJD-800のピアノの音とか)

内容は、私が敬愛するRolandはもちろん、KORG、YAMAHA、ARP、Ensoniq、E-MU、Oberheim、Sequential Circuitsなど、定番メーカーによる定番プリセットが入ってます。

今回の2から3へのバージョンアップで新たに55つのシンセサウンドが追加になりました。

メーカーやシンセに関しては、一個一個挙げるのが面倒なので、気になっている方はUVIのサイト等で収録されているシンセの一覧を参照してみてください。

このSynth Anthology、元々評判が良く、コスパの高さ、音の豊富さと再現度の高さが注目されており、私も一昨年か昨年初頭くらい (2の時)から目をつけていました。

私は特にシンセ系は、最近はZENOLOGY、Synthmaster、Massive、Massive X、FM8を主に使っています。使用頻度としてはZENOLOGYが一番高い気がしますね。

そこに今回よりSynth Anthologyの最新型が加わり、私の楽曲にさらなる彩りを放つようになると思われます。どのような形で使われるかは乞うご期待。