アルバム「life cycle」

皆様、今日の今日までご支援いただきましてありがとうございます。

おかげさまでこの度、tashiISM以来、約3年ぶりとなりますアルバム「life cycle」をリリースする運びと相成りました。

アルバムのテーマは「人生」です。

青春を感じられるようなパンクナンバー、別れを歌ったバラードナンバー、超ポップな応援歌、色々な「人生の歌」を今回収録しています。2022年に配信したシングル曲4曲は全て収録してあります。

また、1曲目以外全曲ドラム・ベースが生演奏、全曲ミキシング外部依頼となっています。そのため、製作費も相当かかりました。ですが、完成した後は作って良かったと思えるものになりました。

何も思うように活動出来ず、ひたすら水面下で曲作りに励んでいた2年間の思いを受け取っていただければなと思います。

収録曲

1.birth (作曲・編曲:tasshy, sampling from Beethoven “Symphony No. 9”)

インスト曲

2.Shining Days (作詞・作曲・編曲:tasshy)

featuring: aoi

3.My Way to Go (作詞:実杏、作曲・編曲:tasshy)

tasshyソロ曲

4.I’m a Dreamer (作詞・作曲・編曲:tasshy)

featuring: Ame

5.Colorful Days (2023 Mix) (作詞:夏目宙、作曲・編曲:tasshy)

featuring: aoi

6.Magic Hour (Matured Version) (作詞:実杏、作曲:tasshy、編曲:Project-ProtoLine)

featuring: Ame

7.GO YOUR OWN WAY! (2023 Mix) (作詞・作曲・編曲:tasshy)

featuring: MK

8.Remember (作詞:tasshy、作曲・編曲:Project-ProtoLine)

featuring: MK

「ぶっ飛べ!」楽曲解説

さあ、先行発表シングル第3弾「Remember」が配信されました。今回はそのカップリングとして収録されている「ぶっ飛べ!」の楽曲解説をしようと思います。

まあ、タイトル通り楽曲がぶっ飛んでますよね。最初はゲーム音楽のような始まり方ですが、途中からバンドサウンドが入って来て〜という今までにないカオスな展開。

こんな曲も作れるのかとちょっとリスナーを驚かせたくなった曲です。まあ、ホントのところはRememberの曲の内容が重たかったので、ちょっとお口直しになるような曲を入れたかったって理由なんですけど…

私個人的には、Bメロがこの楽曲で一番変態な部分なのではと勝手に思っています。背後で鳴っているパーカッションがよりカオスさを出しているので気に入っています。

今回、メロディーも歌詞もぶっ飛んでます。今回久々に作詞も一部ではありますがしました。メロディーと言葉をはめたときのノリの良さなども重視しています。

日頃のストレスに対して全部「ぶっ飛べ!」というような楽曲です。

歌詞で「匿名希望の中傷」という節がありますが、これは昨今問題になっている誹謗中傷を話題にするために歌詞にしたのではなく、人の心に棲みつく悪魔というような意味合いです。

Aメロ、Bメロでは雑な感じだったのに、サビで急にメロディアスになる展開もまた面白いかなと思います。歌詞はふざけてますけどw

これはアルバムに入れられません。実験的な所もあるので…シングルでしか聞けない楽曲として楽しんでいただければなと思います。

前回、Magic Hourに入れようとして見送り、こっちに収録したので、バンドメンバーがMagic Hourと同じなんですが、こちらは制作に時間とかもあったのでベースを生に差し替えております。ベースはRememberと同じ大西祐矢さんによる演奏です。ドラムはもちろん淺野ヒサヤさんです!

この曲、テンポが速くて打ち込みだとパソコンの性能ではもたつく問題が生じたので、ベースは生に差し替えました!

ですが、差し替えたことでさらにアレンジも加わり、いい意味で楽曲の変態度が増してしまいました。これです。私が当初からイメージしていた「ぶっ飛んだ音楽」ってのは。

多分、またこういう感じのをやると思います。楽しいので。

最後に皆様、この3ヶ月連続配信企画にお付き合い頂きましてありがとうございました!アルバム「life cycle (仮)」も鋭意制作中ですので、そちらで年内にまたお会いしましょう!

「Remember」楽曲解説

さて、3ヶ月連続のアルバム先行配信の第3弾の楽曲「Remember」が配信されました。

これは別れの歌となります。

別れと言っても、全般的な意味での別れです。なので、失恋かもしれないし、死かもしれないし、それはリスナーの捉え方次第といった所でしょうか。

楽曲と関係ないのですが、今から8年前の2014年9月、私の最愛の祖父が亡くなりました。もう8年かという気持ちです。ある意味、その祖父に捧げる歌でもあるかもしれません。

曲は、近年のtasshyには珍しいバラード調であり、バラードを大の得意とする夏惟と共に、私が去年作り、そのままになっていた原曲を基にProject-ProtoLineで作編曲しました。放置していた期間含めて、制作期間は1年です。

ボーカルには、私の音楽人生の転換点となったシングル「GO YOUR OWN WAY!」でボーカルを担当したMK (ManamiKuro)さんを再びフィーチャー。彼女ならばこれを歌い上げられる、任せられるという私の思いから、再び依頼しました。

作詞は、久々にtasshyが全て作詞。なぜなら、作曲とアレンジが合作のProject-ProtoLine名義なので、tasshy単体で何か作品に貢献しなければという思いで頑張りました。ベースはBrand New Vibeの元ベーシストである大西祐矢さん、ドラムはメレンゲの元ドラマーであるヤマザキタケシさんによるものです。メジャーで活動経験のあるミュージシャンが演奏しているという、超豪華な曲になってます。

ちなみに、このバンドメンバーはまたアルバム曲で活躍する予定です。

MKさんによる、前回とは違うような優しくかつ力強さのあるボーカル、大西祐矢さんによる、歌うようにメロディアスなベースライン、ヤマザキタケシさんによる、力強く感情に訴えるかのようなドラム、そして、この楽曲にとても貢献している、夏惟くんによる最高のコードチョイスとピアノ・ストリングスのアレンジ、そして、私が2021年作ったメロディーの中で1番だと自賛するメロディーライン、これらが化学反応を起こしたことで、この曲はtasshyのキャリアを代表する曲になりました。

ちなみに、最初はこの曲にCメロは存在せず、夏惟くんがこの曲のサビのコード進行を、私tasshyが当初提示していたものから丸々変えようとした際、コードとメロディーの親和性や、サビらしくないと私が感じたことで、彼から提示された新しいコード進行をそのまま使ってCメロを新たに作ろうと提案し、彼にメロディーの作曲を頼みました。この曲の歌のメロディー部分で唯一私が作曲していない部分となります。

ジャケット写真は、夏の日の出の前後に撮影したものです。ちなみにこの写真を撮る前日、安倍元首相が暗殺されるあの痛ましい事件が起きてしまい、頭の中ではずっとこの曲が流れていたということがありました。私にとって忘れられない出来事です。

これは、一番最後に真打的な感じでリリースしようと決めており、この曲がリリースされたことで、これにて3ヶ月連続配信は終了になります。

あとは、アルバムでお会いしましょう。アルバムでは、前2曲とは違いそのままのバージョンで収録されます。 (アルバム用にリマスタリングされる予定です)

tasshy「Remember (feat.MK)」歌詞&クレジット

歌詞

When I remember you…

とても心が痛む

But I remember you…

なぜかあなたを思い出したくなるの

もう増えない思い出が 心を締め付ける…

忘れられず あの日のまま

時は止まっているよ

いつか思い出は共に

羽ばたき 大空へと舞い散る…

或る春の日 あなたは遠くへ行った

風のように 何も言わずに静かに去って行った

この心は 「サヨナラ」を拒み続けた

(Never say goodbye…) 

「行かないで」と 追いかけても

掴む術がなくて

今日も悔やんでるずっと

あなたに 嗚呼 あなたに会いたい…

ずっと問いかけた「Do you remember me?」

ただ待ち続けた あなたの答え

返らない返事 (こたえ)を 求めては

グッと寂しさが心を包む…

「時を経ても忘れはしない」

心に決めたんだ

だから少しでも想いを

あなたに届けたいよ…

Now I need to get back on my mind and move on.

I feel that way thanks to you.

Memories are changing my life, so never

forget you, I will never forget you forever…

「立ち直って、前を向いて進まなきゃいけないんだ」って

あなたがそれに気づかせてくれたね

思い出は全て、これからの自分の生きる糧になるから

あなたのこと、決して、決して忘れはしないよ…

Credit

Lyrics: tasshy

Compose & Arrangement: Project-ProtoLine

Vocal: MK (ManamiKuro)

Guitar & Chorus: tasshy

Bass: 大西 祐矢

Drums: ヤマザキ タケシ

Piano & Strings Arrangement: 夏惟 (Xiawei)

Mixing & Mastering: ソリッドサウンド

Project-ProtoLine are tasshy & 夏惟 (Xiawei,Support).

tasshy「ぶっ飛べ! (feat. Nanoha。)」歌詞&クレジット

歌詞

理不尽ばっか転がる 現代社会

溜まってくストレス全部 不燃物

匿名希望の中傷鳴り止まない

いたちごっこ泣き寝入り エブリデイ

なんでもあることないこと でっち上げないでよ

溜まりに溜まる不満で 狂いそうだよ

もーう! Jesus 助けてくれ 僕のことを

叫びよ、届け届け彼方へ!

気づいて欲しい ダメならいっそ

もう何もかも 弾け飛んじゃえ!

ぶっ飛べ 全部 Go-Go Yeah

せーので Bang-Bang on It!

イライラばっか重なる 限界、ヤバイ!

昂まってストレス生成 無限ループ

どうせ昨日と一緒 変わらない

増える中傷をぱっぱとかわす エブリデイ

なんでも押し付けないでよ 正直不愉快

溜まりに溜まる不満が 爆発 3,2,1

ドーン! 今助けてくれ 僕のことを

嘆いた希望は 爆風に乗って

届けば女神が 助けに来るさ

もう何もかも 心配いらない?

きっとね Maybe Wow-Wow Yeah

とりま 頑張ろうぜ

なんでも丸ごとお掃除 イライラ解消

溜まりに溜まる不満と これでバイバイ

だーっ! いざ 助けに行く 君のことを

あと少し 届くはず君に…

君を さあ! 今助けに来た 救うために

君が笑顔でいるためには

定期的清掃 実施しなきゃね

もう何もかも 無事解決だ

これでゲームはハッピーエンド

気楽に生きようぜ

Credit

Lyrics & Music & Arrangement: tasshy

Female Vocal & Chorus: Nanoha。

Male Vocal & Chorus & Guitar: tasshy

Chorus: Rimi

Bass: 大西祐矢

Drums: 淺野ヒサヤ

Mixing & Mastering: ソリッドサウンド

tasshy「Magic Hour (feat. Ame)」歌詞&クレジット 

歌詞

作詞:実杏

TickTock 時計の針

刻む音が 心急かしてる

鏡に映った顔 「Hey, are you ready now?」

Heart 踊らせて

駆け抜けるよ 秒速で

君のところまで

疼いて甘い恋を

伝えたいよ 見つめてよ

時を止めるほど

君の瞳で射抜いて

(By your side)

Magic Hour あっという間だね

過ぎてゆく だから掴んで

恋の勝負  Now or Never 

決めるよ ココロ動け

走って走って 君に届け

1秒1秒 想い重ね

一歩を踏み出した勇気ごと

伝えて 伝えて 君に届け

トクトク 心臓跳ね

逸る心 どうか止めないで

Randomに過ぎる日々 

この瞬間 欲しい未来にDive

「明けて暮れる毎日を君と過ごしたい」

なんて照れるね だけど

ホントだから 伝えるよ

真っ直ぐ目を見て

恋のArrowを放つよ

(Shooting arrow)

Magic Hour やっと会えた君

こんなにもココロ踊るね

1分間の永遠に 伝える 恋よ届け

笑って 笑って 側にいたい

1秒1秒 想い募る

君まで踏み出したコイゴコロ

伝える 伝える 想い届け

(Hey, I’m) telling you right now

(You’re my) everything, alright, darling?

(Hey, I’m) telling you right now

(The time) won’t stop me from loving you

Credit

Lyrics: 実杏, Music & Basic Arrangement: tasshy

Vocal: Ame

Guitar & Chorus & MIDI Programming: tasshy

Drums & additional arrangement: 淺野 ヒサヤ

Mixing & Mastering Engineer: ソリッドサウンド@ココナラ

「Magic Hour」楽曲解説

さて、アルバム先行の3ヶ月連続の配信企画第2弾の楽曲「Magic Hour」が配信されました。

この曲のテーマは「時間」です。時間、恋愛模様、そんなものを描いた曲になっています。

この曲は元々、大学でのイベントに参加するために昨年夏に完成させた曲であります。

私が去年の初めにNexusというシンセサイザーのソフトを入手したことで、この印象的なシンセのイントロが完成しました。最初はこのイントロのみ出来た状態でしばらく放置されていましたが、学校で私が参加しようと思った非公開のコンペティションのため、この曲を完成させました。

その時、時間をテーマにした仮の歌詞を私が書き、その歌詞で大学の友人に歌ってもらってコンペには応募しました。結果は、あと少しの所で落選という形にはなりましたが、今の私の音楽は、その時の審査員のコメントなどによって存在していると思っており、私の音楽を忖度無しで批評してくださったことにとても感謝していますし、このコンペに出たことは音楽人生に於いて正解だったと今でも思っています。

イントロはシンセ主体の編成ですが、Aメロに入るとバンド編成になるので、そこにちょっとビックリするかもしれません。基本的にギターはかなり歪んでいますが、サウンド的には他の部分でロック過ぎないようになっているため、面白いバランスを保っています。

作詞は、今回初参加となる実杏 (みあ)さんによるものです。私の無理なお願いにも応えてくださいました。本当に感謝しています。実杏さんには、私のアルバム曲の作詞を何曲か依頼する予定ですので、このタッグで生み出される作品を引き続き楽しみにしていてください。

今回、ベースは打ち込みです。そしてドラムは淺野ヒサヤさんによるものです。

また、今回からミキシング、マスタリングを外部に委託するという新しい試みを実施しております!今回、ミキシング・マスタリングを担当してくださったのは「ソリッドサウンド」さん!デモより聞きやすくなりました!ありがとうございました!

この曲、アルバムではProject-ProtoLineによる別アレンジで収録されます。そしてそれが、アルバムのリード曲となります。

これは、先述の非公開コンペの際、審査員から頂いた批評なども取り入れて作りました。

よりこの曲の歌詞の説得力が強くなるアレンジとなっています。お楽しみに。

さて、この3ヶ月連続配信の最後の曲となる来月配信の曲は、別れをテーマにしたバラードです。これは、友人の夏惟とのProject-ProtoLineで共同で作編曲したものとしては、世に公開される初めての曲となります。

ボーカルにはもちろん、私の音楽人生の転換点となったあの人をフィーチャーする予定です。ヤバいカップリング曲も現在制作中ですので、お楽しみに!!

「カラフルデイズ」楽曲解説

さて、始まりました。

私が年内に出すアルバムから先行して3曲を、1ヶ月に1~2曲ずつ配信していく企画が。

ということで、第一弾は「カラフルデイズ」。

曲調はメロコアパンク。とにかくメロディーが最高に良い。 (自分で言うな)

メロコアパンクをちょっと可愛い感じの声のボーカリストが歌ったらどうなるんだろう?なんて興味からこの楽曲が生まれました。

今回、作詞は夏目 宙 (なつめ そら)さん (https://twitter.com/utalatte_otome)によるもので、私のキャリアで初めての外部委託の曲です。

青春をテーマにしたこの歌詞の世界観、そして時折入る掛け声もマッチしていてたまらなくいいです。私もコーラスで参加していますが、正直合いの手の部分、録ってて楽しかったです!

ベースには「太田雄大」さん、ドラムには「せとりゅうご」さんが参加しており、懐かしのパンクっぽい感じが出ているかなと思います!またこのメンツでのパンクナンバーをやりたいですね。

今回、ジャケット写真のイラストは、Limaさんに依頼いたしました。イメージは「ハイ スタンダード」。

そう、あの名盤のジャケ写 (分かる人には分かる)を彷彿とさせるようなものとなっています。今回、曲自体ハイスタっぽい感じを意識して作ったので、ジャケットもアレを意識するしかないだろうと思い、そんな感じで依頼しました。

そして、納品されたものの出来は、私が感動してしまうほどに素晴らしかったです!

今回)、楽曲配信に使うプラットフォームを変えて配信しています。そのため、カラオケ版も一気に一つのアルバムとしてまとめて配信できるようになりました。

2曲目は、シンセサイザーを省いた完全生演奏のGirls Punk Version、3曲目は合いの手が入っているカラオケ、4曲目はどちらも入っていない完全なカラオケ (ただし、Girls Punk Versionのカラオケ)です。

次回は8月、2曲目となる配信シングルは、疾走感のあるラブソングです。

tasshy「カラフルデイズ (feat.aoi)」歌詞&クレジット 

作詞:夏目 宙 (https://twitter.com/utalatte_otome)

いつだってカラフル 音の雨が降り注ぐよ

はしゃぎ声 騒ぎ声 いつも違う色

(いつも いつでもカラフルデイズ!) 

どんな日もカラフル きらめく汗は青い春

今日だって 明日だって シャッターチャンスだよ

(笑い笑って花開く!)

思うままにワガママに 

(行こう! Go! Go! アオハルデイズ!)

僕らが主人公なのさ

やりたいように進もうよ

白いキャンバスを自分色に (染めろ!)

(Yeah! Yeah! Hoo! Hoo! Hoo!

Yeah! Yeah! Hoo! Hoo! Hoo!

春! 夏! 秋! 冬! Yeah! Enjoy Life!)

しあわせ色のストーリー

(行こう! Go! Go! アオハルデイズ!)

1人に1つの特別

やりたいように進もうよ 

白いキャンバスを自分色に

僕らだけのゴール目指せ

(Hey! Hey! Hey! 1! 2! 3!

Hey! Hey! 1! 2! Yeah〜!)

Credit

Lyrics: 夏目 宙, Music & Basic Arrangement: tasshy

Vocal & Chorus: aoi

Guitar & Chorus: tasshy

Bass & additional arrengement: 太田 雄大

Drums & additional arrangement: せと りゅうご

Jacket Illustrator & Design: Lima

「GO YOUR OWN WAY!」楽曲解説

まず、この曲は2022年に入って取りかかった3曲目の曲です。

tasshyサウンドの要となるギター、ベース、ドラムに加え、ピアノ、ストリングスが乗る華やかなポップチューンで、学内のコンペに出そうとした楽曲でもあります。

学内コンペでは、本名を使って出品しなければならなく、作っていくうちに、この曲は本名で出すものじゃないと思った私は、コンペに出すのを辞め、tasshyの楽曲として発表することにしました。

ピアノ、ストリングスといえば、私の別プロジェクトであるProject-ProtoLineの楽曲で主に夏惟がアレンジを担当する部分で、そして楽曲内で活躍している楽器達ですが、今回、学内コンペに個人で出そうとしていたという背景もあって、夏惟の力を借りず、経験を基に自分でアレンジしました。

この曲を作りはじめた時、北京オリンピックで各国の選手が活躍する様子に触発され、浮かんだ風景をどんどん形にしていきました。

そのまま、オリンピックで選手達が努力をして来て、今ここに立っているんだというような感じのテーマで進んでいた所で、楽曲をtasshyとして世に出そうと決めました。学内コンペという縛りがなくなった後、この曲のテーマは別の方向性へと傾くこととなります。それが、tasshyお得意の「応援歌」でした。

今回、時期もあって、対象が10~20代で、新たな場所へ進もうとする人を餞別する歌詞にしようと決めました。例えば、高校・大学を卒業し、就職する、もしくは進学する。

アルバイトを辞めて別のバイトで働くなど、人生に於いての分岐点を経験するにあたり、先への不安が多いことも考えられます。それを少しでも解消した上で、次のステップを踏んでもらいたいというメッセージが歌詞に込められています。

この曲の今までとの違いは、キャリアで初のドラムが生演奏であることです。

ドラムは今回、様々な音楽性に対応したプロと共演経験のあるドラマーによるものです。

今回、私のデモのドラムアレンジにプラス、打ち込みでは実現不可能であっただろう痒い所に手が届くようなアレンジ、そしてグルーブをドラマーさんが加えてくださったことで、よりこの曲の説得力が、次へのステップを踏み出せずにいる人の背中を押せるのでないかと思うほど増しました。

ボーカルは、私が一緒に活動するボーカリストを探すまでの繋ぎとして、ロック系に特化した女性シンガーに依頼いたしました。

ハモリ、コーラスは私tasshyがやってます。

私の歌声を私自身の曲に入れるのは、昨年末に公開した復帰作「ひあうぃーごー! (以下略)」にてエンディング部分を合唱した以来ですね。ちなみに今回、ガッツリ歌ってます。

そのうちラップもやるんじゃないかって気がしてます。

私がメインで歌う曲はもう出ないと思いますが、私の声が私の曲で活躍する機会は多くなると思います。

今、もう1曲世に出したい曲があります。それは、SoundCloudにてデモバージョンが公開されている「School Life」です。

こちらは、青春をテーマにした楽曲にしたいと思っているので、楽曲自体は短いですが、こちらにもご期待ください。