新しく音源を導入したので、その紹介と行きます。
Spectrasonics Trilianとは、ベースのサンプリング音源です。
恐らく、DTMをやっていてバンド系の曲を作っている人ならもう大体の人がベースを生演奏、もしくはソフト音源に頼っているはずです。今回購入したTrilianは、後者のDTMerや音楽作家たちには大人気のベース音源です。
ベース音源ではもう一つ、MODO BASSという素晴らしいモデリング音源があるのですが、私も相当悩みました。
ですが、音を聴いてみると、MODO BASSは私が現在メインで使用しているAmple Bass P Liteに比べて低音が物足りないような気がしたのです。あと、スラップの音が嘘っぽい。
ただし、フィンガーやピック奏法の表現力、ベース本体や弦のコンディションまで指定出来るあたりは、モデリングタイプのMODO BASSの方が上だと感じていました。
そういう表現の部分ってのはとても大事、しかし、何故それでもTrilianのシェアが在り続けているのかということを考えたのです。
Trilianは、エレキベースだけでなく、アコースティックベースやウッドベース、シンセベースなども網羅しています。(MODO BASSはエレキベースに特化した音源です)
あと、Omnisphereというシンセ音源を来年辺りに導入 (tashiISMに間に合うかは分かりません)しようと思っているので、それとの兼ね合い(メーカーが同じSpectrasonics社)もあったことが今回購入の決め手になりました。
私はベースを演奏することは殆どありません。今までも生演奏した曲は出して来ましたがどれも失敗です。私の技術不足なのは確かですが、私がたとえベースを極めたとしても、音源として出せるクオリティーにまで上達するのは何年も先でしょう。なので、これからの活動のことを考えて、ベースは音源を使って表現していこうと考えました。
また、コロナによる資金難で、Run to the DreamのMVにて一度きり登場した2トーンサンバーストのプレシジョンベースを売却したこともあり、私の手元には一本もベースがありません。(大した額になりませんでしたが)
しかし、次ベースを買うことがもしあるならば、もうちょっとちゃんとしたものを買うべきだろうと私は思いました。
あとは、来月あたりにドラムの音源 (Superior Drummer 3)を導入するかもしれません。
正直、Superior Drummerは生のドラムに匹敵するほど音が良いので、Superior Drummer、Trilian、そして生演奏のギターが揃うと、かなりありきたりなスタイルにはなりますが、十分アマチュアでもプロのクオリティーに近づけると思っています。というか、もうプロとほぼ同じです。違いがあるとしたら、ミキシング・マスタリング、オーディオインターフェイスの音質でしょう。一流スタジオの高品質な機材を通して音源を仕上げれば、プロのクオリティーにはなれるようなものです。自分の曲が自分の曲でなくなるような。
オーディオインターフェイスもRME辺りに買い換えたいですが、オーディオインターフェイスに必要な部品を作るメーカーの工場で火災が起きたこともあり、ちょっとどうなるか分かりません。
まあ、スタジオでオーディオインターフェイスを貸してくれるところもあるので、それで音を録るということも全然可能だと思います。